ほっちゃんが好きなアニメといえばダーティペアです。僕も見てみたいのですが、これ、DVD-BOXを買う以外に見る方法あるんでしょうか……? ということで小説版を買ってみたました。

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表紙がまず、すごい

ダーティペアに関しては、ほっちゃんが好きなやつ、ということ以上の知識を何ら持ち合わせていません。ただ、この小説版の表紙を見て、あ、これ、どうなのかな……? 大丈夫なやつなのかな……? と思ってしまいました。そして発売日がすごい。1980年。生まれてない。僕は生まれてないよ。ほっちゃんは……年齢から逆算すると、生まれていない。そういうわけで、amazonで買ったの、2016年6月だったようです。ほぼ2年間、本棚にキープしていたわけです。

SFだった

本棚を整理したいな、と思って、ついに読んでみました。古くていかがわしい小説かと思って読み始めましたが、なんてことはない、SF小説でした。それも、かなり面白いタイプの。

こういう雰囲気

ダーティペアは19歳の二人組の女の子、ケイとユリ、そしてクァール(でかくてすごい猫)のムギで構成された、WWWA — Worlds Welfare Work Associationのトラブルコンサルタントチーム。WWWAでは各種トラブルの解決のために、宇宙の各地へトラコンを派遣しています。派遣されるトラコンは、WWWAの中央コンピュータによって、トラブル状況から最も適任なチームが選定されています。

そんなダーティペアのトラブル解決劇が描かれているのですが、語り口が面白いです。物語はダーティペアの赤毛の方、ケイの主観で語られます。ケイはイケメンが大好きなユルユルな女の子で、小説の冒頭でも、

現れたのは、あたし好みの若い美形である。うっく! 思わず、よだれがあふれそうになった。あわてて口もとに左手をやる。そして、にっこりと、とろけるように微笑んでみせた。若い管制官はよほど生(うぶ)だったらしく、たちまち耳たぶまで真っ赤に染まった。かわゆいんだわァ。

と、おおよそ19歳の女の子とは思えないようなことを考えています。全編を通して、語り口としての真面目な状況説明+ケイの軽妙な感想がつくので、読みやすく面白いです。また、個性なのか、時代のせいなのか、一風変わった言い回しが多いのも良いです。

「ふみっ!」

ユリがうなずいた。

ユリの発言は発音がよく分かりません。ただ、不思議ちゃんなわけではなく、普段はクールな物言いをします。

「わあった。わあったわよ、ケイ……」ぶんぶんと振り回すあたしの両腕を押さえながら、ユリは言った。「わあったから、少し静かにしてよ。客はほかにもいるのよ」

やっぱり不思議か……。

挿絵もある

表紙もそうですが、安彦さんの挿絵が随所にあります。このジュブナイル感がまたSF小説っぽい……。

とりあえず読み終わったので、続編を注文しました。「ダーティペアの○○○」というタイトルでシリーズ化されているようです。ほとんど40年前の作品ですが、色褪せない面白さがありますね。一通り読み終わったらDVD-BOX買っちゃおうかなと思います。できればレンタルで済ませたいけど……。

 

Posted in オタク

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