朝起きて仕事に行って、帰ってきたらシャワーを浴びて寝るだけの毎日。この家、本当に必要なのか? シャワーとベッドがあれば、それでいいんじゃないか?

という発想からさらに一歩進めて、「いや、ベッドもいらないんじゃないか?」という結論に至りました。9月にベッドを粗大ごみに出して早3か月。狭い部屋で寂しく暮らす、孤独な都会の住人たちに、僕はベッドを捨てることをおすすめします!

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実体験に基づきます

その界隈では今更な話ではあるのですが、僕もついに寝袋生活に至りましたので、それがどんなものかお伝えします。何を隠そう、この「モンベル(mont-bell) マット U.L.コンフォートシステム パッド180 オレンジブリック OGBR 1124404」このマットをとにかくおすすめしたい!

実は、僕は年に一度だけアウトドア派になり、バイクに乗って1週間弱テントツーリングして過ごします。今年は甲信越をまわりました。季節は毎年だいたい秋頃なので、寒さに震えながらバイクを転がし、かじかむ手でテントを設営します。テントの中は、風がないぶんいくらかマシですが、気温は決まって一桁台です。あ、今朝は3度かぁ~といった感じ。そんなとき、いつも僕のそばにいてくれたのが、このマットでした。

このマットは、空気を入れることで均一に膨らむようになっています。空気がそのまま断熱材の役割を果たしてくれますので、地面がヒエッヒエ状態でも、完全にガードしてくれます。じかに触れていると、自分の体温で温かいくらいです。

空気に、ありがとう

また、必要十分なクッション性がありますので、砂利や小石が落ちていても、ゴツゴツ体に当たって不快な思いをすることがありません。モンベルには、この赤いタイプ以外にも、もっと厚いタイプの別の色のマットがラインナップされていますが、少なくとも寝転んだ状態では、体圧が分散されるので、この赤いマットで底づきすることはありません。

積載できます

それでいて、もちろんアウトドア用品ですので、空気を抜いてくるくる巻き上げれば、このように小さくなります。ただし、写真に写っているのは150cmタイプ「モンベル(mont-bell) マット U.L.コンフォートシステム パッド150 オレンジブリック OGBR 1124405」です。これは、普段部屋で使っている180cmタイプのものを丸めるのが面倒だったので、アウトドアで使っている150cmタイプを撮影したためです。なぜ、全長の違うマットを持っているのか? その秘密は、写真左の枕にあります。これも空気を入れる膨らむようになっています。

意外と空気量必要

アウトドア時は「モンベル(mont-bell) 枕 U.L.コンフォートシステムピロー オレンジブリック 1124290」を使うと、快適に眠れます。適当な服を枕代わりにしても良いのですが、こっちのほうが気持ちいいし、どうせコンパクトにまとまるのであったほうがいいです。

統一しててよかったモンベル

マットや枕には、四方に穴とストラップが付いており、ストラップを穴に通すことで、連結することができるのです。マットと枕を連結するも良し。恋人同士でマットを連結させるも良しです。

そしてこれこそが、150cmタイプと180cmタイプのマットを所有している理由です。アウトドアで使うときは、モンベル枕と150cmマットを連結させれば身長をカバーでき、かつ携行品の容量を小さくすることができるのです!

アウトドアをインドアに応用しよう

さて、今回、アウトドア用品をインドアで使用するにあたり、僕が考慮したのは「清潔さ」です。アウトドアというのは、ともすれば汚れに無頓着になってしまうものですが、普段使いでそれはマズいですね。そこで、「モンベル(mont‐bell) キャンプシーツ」をシーツ代わりにマットに被せて使うことにしました。これ、本当はシュラフ(寝袋)の中に入れて、体が直接シュラフに触れないようにするものですが、サイズがピッタリなのでマット用シーツにしました。夏は汗をかくので、シーツを被せることで、マットを清潔に使用できます。

で、枕を置きます

枕です。これはモンベルの枕ではなくて、普通の枕です。いや、普通じゃありません。なんとなくオーダーメイドで作ってもらったため、高価で断捨離できない枕です。こういう臨機応変さも大事だと思います。

で、そのオーダーメイドというのが、当然、ベッドの上に枕を置いた状態で測定したものなので、枕は床において、自分は150cmのマットの上に眠る、という運用が出来ないのです(マットの分だけ自分が高い位置にいる)。そういうわけでマットの上に枕を置かなければなりませんので、必要に迫られて180cmタイプも購入した次第であります……。

シュラフです

最後にマミー型のシュラフを乗っければ完成です。かんたんですね。ポイントは、通常の向きと上下逆さに配置することです。普通に置いちゃうと、枕→枕カバー→シュラフ→頭というフローで寝ることになってしまいます。人間の顔はわりと汚いので、直接シュラフに触れるのは避けたいところです。上下逆さに置くことで、ちゃんと枕のカバーの上に寝ることが出来ます。マミー型をマミー型たらしめている部分に関しては、内側に折り曲げて寝ましょう。顔の上に被せていると、温かいですが寝苦しいです。

このシュラフは3年前に購入した「モンベル(mont-bell) 寝袋 スパイラルホロウバッグ#3 バルサム BASM [最低使用温度-10度] 1121152 BASM」(モンベル(mont-bell))なんですが、今は販売されていないようです。使用可能限界温度-10度らしいですが、さすがにそれは寒いと思います……。現行品で似たようなところだと「モンベル(mont-bell) 寝袋 アルパイン バロウバッグ #3 バルサム [最低使用温度2度] 1121283 BASM」(モンベル(mont-bell))あたりでしょうか。スペックはこちらのほうが低いように書いてありますが、たぶんこちらのほうがモコモコしていて暖かいような気がします。

夏はこういうのも

ちなみに夏は暑いので、薄地タイプの寝袋もあると良いです。「モンベル(mont-bell) 寝袋 アルパイン バロウバッグ サーマルシーツ ガンメタル 1121286 GM」(モンベル(mont-bell))。中に入らず、掛け布団のように使うのがおすすめです。

部屋が広くなった

ベッドを捨てたことで、部屋がかなり広くなりました。マットやシュラフは、もちろんコンパクトに丸めることもできますが、丸めなくてもオッケーです。マットは壁に立てかけて、シュラフは適当に畳んで置いておけば、準備・片付けが簡単で、それでいて全然スペースを取りません。省スペースという意味では、折りたたみベッドという選択肢もありますが、それより断然場所を取りませんし、何よりマットが素晴らしいので寝心地の点でもモンベルに軍配があがります。

いつ大規模な災害が起きて、ベッドで寝られなくなるかも分からないですし、普段からアウトドア用品で寝ておくと良いかもしれませんね。あなたがベッドで眠るのではなく、あなたが眠るところがベッドになるのです。

そんな感じで今年はお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

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